変化するエンジニア採用市場。大切なのは「未来予測」と「お客様と向き合うこと」
今回取材を行ったのは中途採用支援事業部の久松。大学卒業後はIT研究職に従事し、その後インフラ責任者、情報システム部長、開発部長、技術顧問、エンジニアリングマネージャー、プロジェクトマネージャーなど、IT業界で多岐にわたる […]
目次
今回取材を行ったのは、中途採用支援事業部の川元。川元は18歳でホームページ制作会社を起業し、その後、組織に属して経験を積みたいという思いから営業職に転身しました。営業職での経験を通じて、採用や人事の分野に興味を持つようになり、現在のコンサルタントという立場に至っています。
今回は、そんな川元に、人事という職に対する考え方や想いについて話を聞きました。
<Profile>
川元 翔司(かわもと しょうじ)
18歳のとき、SMB向けのHPコンサルティング会社を起業。 その後、求人広告営業、人事マネージャー、新規事業責任者を経験し、外資系コンサルティング会社にてHRBPに従事。
エンジニア、PM、コンサルタントの採用業務を務める。 2023年にSTARMINEへ参画。 個人事業主や新規事業責任者の経験を活かし、経営感覚を持ち合わせた人事コンサルタントとして採用支援を行う。
ーー営業職に就いていた際は、求人広告の販売をされていたんですよね。そこからどのような経緯で採用や人事の仕事に興味を持たれたのか、お聞かせください。
求人広告を販売している際に、人事の方々から「採用って本当に難しい」といった話をよく耳にしていました。当時、私は採用の入口にあたる求人広告の部分しか知らなかったのですが、次第に「人はどうすればもっと活躍できるのだろう」とか、「自分が求人広告を販売しているお客様は素晴らしい方々だけど、その会社自体は本当に良い環境なんだろうか」といった疑問が芽生え始めたんです。
そうした考えが次第に強くなり、一度人事側の仕事を経験してみたいと思うようになりました。それがきっかけで、不動産会社に採用担当としての転職を決めました。
ーーそこでは、採用業務に特化して取り組まれていたのでしょうか?
はい。新卒と中途の採用担当として従事していました。
でも、当時の会社は採用に関する基盤がほとんど整っていない状況でした。応募があれば面接を調整するなど、基本的なことはできましたが、「どうすれば効果的に採用を進められるのか」や「採用を加速させるにはどうすればいいのか」といった点が十分に理解されていなかったんです。また、世間でインターンが一般的になっている中で、インターン制度を導入していないという問題もありました。
それでも、新卒と中途合わせて年間で百数十名の採用を行うことはできていました。
採用業務を6年間経験し、採用全体の流れを把握できるようになった頃、「そもそも採用の意義って何だろう」と疑問を抱くようになりました。
確かに、事業や組織の成長には採用が不可欠ですが、「ただひたすら採用業務だけに専念することが本当に正しいのか?」と考え始めたのです。当時は、言い方は悪いですが、いわゆる「採用係」として候補者を選ぶだけの役割にすぎず、それが本質的な仕事とは思えなかったんです。
そこで、改めて事業について学び、構築方法や資金面でのインパクトの与え方などを知りたいという思いが強くなりました。
その結果、新規事業の立ち上げとして働ける会社に転職し、新規事業責任者として業務に携わることにしました。
ーー次の会社では、どのような新規事業の立ち上げに携わっていたのでしょうか?
具体的には、SEOを活用してメディアを成長させ、売上を伸ばすというビジネスモデルでした。そこで、企画や構成の段階から実際の業務までを手掛け、数名のメンバーと協力しながらサービスを立ち上げました。
ーーこちらの会社では採用や人事業務は行っていなかったと思いますが、どのようなタイミングで再び人事職に就きたいと思われたのですか?
当初から、人事の仕事を本格的に理解したいと思い、事業側の業務に携わっていたため、事業がどのように立ち上がっていくのかを理解することができたタイミングで、改めて採用の仕事に戻りました。
次に採用担当として入社したコンサルティング会社では、ITエンジニアの採用チームに参加しました。
自分にはまだITやエンジニアに関する知識が十分ではないと感じ、また、世の中の流れから見てもITの知識を持たない採用業務には限界があると考え、経験と知識を深めるためにこのチームに加わりました。
ーー「得意なことを選ぶ」のではなく、「得意でないことに挑戦する」という考えなんですね。
私は少し不安を感じやすい性格なのかもしれません。
特に、「単に会社に最適化されている」と感じる状況では、自分の本質的な価値が高まっているのではなく、ただ環境に適応しているだけではないかと不安になることがあります。
そのため、最終的に「世の中から見た自分の価値をどう高めていくべきか」という問いに行き着き、もし自分に足りないものがあれば、それを吸収し続けたいという思いが強いため、挑戦するようにしています。
ーーSTARMINEへの参画を決めた理由を教えてください。
参画を決意した最大の理由は、代表である宮川の存在です。
面談で話をした際に、人に対する深い思いやりを持ち、誰かのためにという信念を心から大切にしている方だと感じました。その姿勢を見て、「この会社の理念で世の中が少しでも良くなるなら、素晴らしい未来を実現できるのではないか」と思えたのです。
また、宮川は「働くとはこうあるべき」という明確な信念を持っていて、それが非常に共感できるものでした。さらに、それをどう実現するかまで具体的な解を持っていることが、今まで出会った人々とは違うと感じたんです。
私が人事の優秀さを測る基準として重視しているのは、「自分事の範囲の広さ」です。私自身も、これまで人事として、入社された方一人ひとりに対してできる限りの思いを注いできましたが、宮川はその思いを社会全体に向け、社会の課題を自分事として捉えて向き合う姿勢が非常に魅力的だったため、参画を決めました。
ーー川元さんが感じる、STARMINEならではの魅力はどのような点でしょうか?
STARMINには【人事を尽くす伴走者】というMISSIONがあり、その理念に共感し、体現したいと考える人々が集まっているのが特徴です。
その上で、メンバー全員が「お客様の役に立ちたい」という強い思いを持ち、お客様が抱える人事課題を自分事と捉えて支援を行っています。こうした想いを持ったメンバーが集まっていることが、STARMINEならではの魅力だと感じています。
ーー将来的に目指している「姿」はありますか?
まだまだ自分にも未熟な部分はありますが、誰かが新しい挑戦をする際には、かつて私を助けてくれた人たちのように、私も誰かを支える存在でありたいと思っています。
また、世の中にはさまざまな想いが巡っていると思っているので、私の元に届いたその想いを、他の人に繋げていけるような人間になりたいです。
ーーとても素敵ですね。最後に、STARMINEで実現したいことがあれば、教えてください。
「社会のあるべき姿」を少しでも実現できたらいいなという想いは、今も変わらず持ち続けています。また、STARMINEでは「労働幸福度を上げる」という言葉をよく使うのですが、これも私が実現したいと考えていることのひとつです。
「誰を採用するか」が事業の成長に大きな影響を与え、また「誰を採用しないか」によってスピードを加速できるため、企業におけるすべての資源の根本には人がいます。だからこそ、人事は非常に重要で価値のある仕事だと私は考えています。
その重要性をもっと多くの人に理解してもらえるような状況を作り出し、最終的には人事という仕事が素晴らしいものとして広く認識されるように、取り組んでいきたいです。
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