
誰もが輝ける社会の実現へ。企業と求職者をつなぐ架け橋として貢献したい
今回取材したのは、中途採用支援事業部でエグゼキューターを務める加藤。営業職を経て、採用業務に携わりたいという強い想いから、人事・採用業界へと転身しました。今回は、加藤の実際の業務エピソードや、子育てと仕事の両立、そして今 […]
目次
今回取材を行ったのは、代表取締役/CEOの宮川。
自身が経験したつらい体験をもとにSTARMINEを創業し、お客様はもちろんSTARMINEのメンバーやその家族など、関わるすべての人が輝ける社会を目指しています。
そんな宮川に、創業までの経緯や人事のプロとして組織作りにおいて意識していること、提供サービスについて、改めて詳しく話を聞きました。
<Profile>
宮川 雅大(みやかわ まさひろ)
大学卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。ヘルスケア領域の新規事業開発とキュレーションメディア事業の代理店営業に従事。その後、スタートアップ企業にて新規事業開発責任者を任され、インバウンド健診事業や医療機関を活用したO2O広告事業を立ち上げる。退職後、株式会社キュービックにて人事部の立ち上げを経験。2017年にSTARMINEを創業。
――今年で8期目を迎えましたが、改めて起業した当時の想いを伺えますか?
さまざまな企業の人事課題を解決したいという考えから、「人事を尽くす伴走者」というミッションを掲げ、コンサルティングカンパニーであるSTARMINEを創業しましたが、背景には、自分自身が何のために働いているのかという目的を見失ってしまった経験があります。
新卒で入社した株式会社ディー・エヌ・エー、創業したばかりのタイミングで転職したスタートアップ企業、人事部の立ち上げを経験した株式会社キュービック。創業以前に私はこの3社で働かせていただきましたが、働くこと自体をつらいと感じる時期が何度かありました。
その度に、「どうすれば自分自身の労働幸福度を高めることができるか」を考えていましたが、考えれば考えるほど奥が深い難解な問いであることに気付いたんです。
――労働幸福度を高める、確かに難しい問いでありそこに悩んでいる方は少なくなさそうですね。
私は、仕事は社会に対して価値を創造できる「楽しい生産活動」であるべきだと考えています。一度きりしかない人生の大半を占める働く時間。この時間の幸福度を高めることができれば、人生における幸福度は急激に高まるはず。
なのに実際は、多くの人が「お金のため」に働いている。
仕事を楽しいと思うことができず、我慢するべきものだと捉えて社会に対する貢献を感じられていない人が多いことこそが、課題そのものなのではないかと考えるようになったんです。
――自身も実際に体験されていれば、その課題に対する想いは人一倍強まりますよね。
そうですね。その社会課題を少しでも紐解くことができれば。そして、その方法を持ってサービスを提供することができれば、きっと今よりも多くの人が仕事を楽しんで豊かな人生を送ることができるはずだ。
そんな想いと、キュービックで経験した「人事として働く人たちのスキルや経験」が結びつき、STARMINEを創業する決意をしました。
ーー組織を作る上で大切にされていることはありますか?
現在約100名ほどのメンバーが在籍していますが、育児と両立をしながらスキルアップしたい、人事のスペシャリストが集まる組織で専門性をもっと磨きたい、など働く目的はそれぞれ異なっています。
私は、どのような目的であったとしても、それが働く時間を輝かすものであるならば、会社とメンバー、双方にとって最善の結果を生み出すことができると考えています。
事業ありきで人を採用するだけでなく、人ありきで新たな事業を生み出していく。その思想を持ち続けていることが、創業時に夢見た「メンバーたちがイキイキワクワクして働いてくれている組織」に向けて進むことができている理由に繋がっているのではと感じています。
――STARMINEはフルリモート・フルフレックスですが、この働き方を選択するにあたって不安はありませんでしたか?
不安は全くありませんでした。強いて言うなら、寂しい、くらい。
社会人1年目の頃、「報酬をもらい始めた時点で立派なプロフェッショナルとして扱われる」と言われることがありますよね。
たとえリモート勤務であったとしても、プロとしてしっかりとバリューを生み出す仕事をするのは当たり前だし、フルフレックス勤務であったとしても、稼働時間をセルフコントロールしながら常にベストパフォーマンスをキープするのも当たり前。
むしろフルリモート・フルフレックスは、出社がないからこそ厳しくプロとしてのスタンスが求められる環境とも言えます。
ーーよりプロとしての成果が求められるフルリモート・フルフレックス。メンバー一人ひとりを信用されていて、信頼関係が築けているんですね。
メンバーを1人のプロとしてリスペクトしながら向き合える会社にしたいという想いが根底にあるので、それが信用に繋がっているんだと思います。
現代では、仕事に対する価値観が多様化してきていますよね。STARMINEのメンバーも仕事に対する価値観はさまざまです。
異なるそれぞれの想いを尊重して、全力で応援する。それこそが、STARMINEがVALUEとして掲げている「Get Ones Brighter」の第一歩だと考えているので、これからも一人ひとりの価値観や働く目的を大切にすることは変わらないですし、その考えを持った組織をメンバーが信頼してくれるなら、それは嬉しい限りです。
ーーVALUEを体現するSTARMINE、今後どのような組織を目指していきますか?
メンバーが輝いて、結果としてお客様への提供価値も最大化される。そんな好循環を生み出すことができる組織を目指します。
お客様とSTARMINEのメンバー、その双方を大切にしながら、今後も人事課題の解決を行うプロフェッショナル集団としてあり続けたいと考えています。
ーー現在複数のサービスを提供していますが、「他社とはここが違う!」という点を教えてください。
STARMINEが提供するサービスは、どれをとっても経営者や人事にとっての「助かる!すごい!」を叶えられると思っています。
私たちにとってのお客様とは、変革を求める経営者様や人事担当者様。理想の姿を共に描き、現状との差分を明確にした上で、そのギャップを埋めるための本質的な支援を行っています。
ただスカウトを送るだけ、ただ面接を代行するだけ、ただ採用サイトを作るだけ、といった近視眼的な支援ではなく、
「求職者自ら応募してくれるような母集団形成そのものを創り出す」
「面接を受けてもらうたびに、会社のファンになってくれるような選考体験そのものを創り出す」
「採用サイトを何度でも見に行きたくなってしまうようなキラーコンテンツに育てる」
など、中長期的な理想の未来から逆算した本質的な支援をオーダーメイドでご提案しているのが特徴です。
ーー課題の本質を捉えて、根幹から改善を行っていくんですね。
はい。さらに、お客様から「外付け人事部」と例えていただくことが多いくらい、徹底的にハンズオンで伴走するスタイルを貫いています。
戦略やポリシーを作る上流過程から、成果を作るエグゼキューションまでを一気通貫かつハンズオンで支援するからこそ、本質的な価値を提供できると信じているので。
ーーお客様に伴走する中で、特に意識されていることを教えてください。
現在は、「どうすればお客様の負担なく私たちの支援をお客様の社内に内製化することができるか」ということを特に考えています。
このテーマに沿って、社を挙げてさまざまなノウハウコンテンツを制作したり、お客様の人事部体制そのものを作るための支援に注力しています。
ーー最後に、今後の展望を教えてください。
今後STARMINEが実現したいことは、主に2つあります。
1つ目は、現在行っている人事領域の課題解決コンサルティングやRPOサービスを通して見えてきた、課題の傾向と解決施策のナレッジを活かしたプロダクトの開発です。
テクノロジーの活用によって、人事や経営者にとってより最適な活動ができる事業を生み出していきたいと考えています。
2つ目は、人事戦略をど真ん中においた経営を自分たちの手で実現させることです。
例えば、離職率の高さが問題視されている医療福祉業界での人材定着率が高い医療機関・福祉施設の経営、職人さんの属人的なノウハウを後世に継承することが課題になっている伝統工芸領域における事業・組織作り、地方活性化に繋がる新しい働き方のモデル構築、などができないかと思案しています。
おこがましいとは思いますが、将来的には人事としてのスキルや経験を活かして、より社会のためになるビジネスモデルを構築していきたいです。
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