採用担当から人事へ。企業の成長と人の活躍を支えたい
今回取材を行ったのは、中途採用支援事業部の川元。川元は18歳でホームページ制作会社を起業し、その後、組織に属して経験を積みたいという思いから営業職に転身しました。営業職での経験を通じて、採用や人事の分野に興味を持つように […]
目次
「多田くんがいるとMTGが軸からぶれない」
「多田さんの議事録は絶対」
「社内の誰に相談したらよいかわからないトラブルは、多田さんに解決してもらう」
社内外からファシリテート能力やコーチング・課題解決スキルを評価されている、スターマインの採用・組織コンサルタント多田 圭次郎。彼が参加するMTGは軸がぶれないし、リアルタイムで作成する議事録は美しいという声が多く、彼のコーチングによって組織の課題が解決した事例も枚挙に暇がありません。今回はスターマインの大きな推進力、多田圭次郎にこれまでのキャリアとスターマインで彼が提供している価値について話を聞きました。
<Profile>
多田 圭次郎(ただ けいじろう)
早稲田大学商学部卒業後、ヤフー株式会社に入社。
約4年間、新卒採用・中途採用、人材育成・組織開発など人事領域全般に従事。
その後、スタートアップ企業にて採用・広報業務を行なった後、外資系ヘッドハンティングファームにて日英バイリンガル「人事」専門のヘッドハンターを経験。
2019年にSTARMINEへ参画。
——スターマインにジョインするまでのキャリアを教えてください。
早稲田大学商学部を卒業してYahoo!に入社しました。Yahoo!には4年在籍していて、そのうちの3年は人事でしたね。1年は執行役員のカバン持ちみたいな仕事もしていました。Yahoo!では人事とビジネスの基礎を学べましたね。
そして友人と会社を立ち上げようという話が持ち上がったため、Yahoo!を退職。ところが起業話は立ち消えてしまったんです。となると生活のためにお金を稼がなければならない。
僕がYahoo!で歩んだ4年3ヶ月を振り返ってみるとほぼ人事の経験しかありませんでした。
そこで僕のスキルを友人に箇条書きで送ったところ、バーベキュー会社の人事の仕事をいただけたんです。
——人事の仕事が好きだったのですか?
人事が好きというよりは、退職したときに僕のキャリアは人事しかなかったといってもよいですね。個人的には海外で暮らしたいと思っていたので英語を勉強していました。留学せずに自力で会話ができるところまで英語を身につけたんですよ。
それもあってバーベキュー会社の次に、外資系ヘッドハンティングファームに人事として採用されました。日英バイリンガルの環境です。
——スターマインにジョインする前に個人事業主だった期間があると聞きました。個人事業主を経験してどのように感じましたか?
外資系ヘッドハンティングファームを退職して4〜5ヶ月ほどフリーランスだったんです。フリーの人事ですね。このときに苦手な仕事をやらなければならない辛さを味わいました。
僕は連続性があるものやゴールがない業務、それらに付随するタスクやルーチンが本当に苦手だったんです。採用ってゴールがない業務の最たるものだと思うんですよ。
会社だったらある程度分業できるから、辛さは感じにくいですがフリーランスは全部1人で回す必要がある。本当に辛かったですね。こんなことを一生やるのは無理だと痛感しました。
——多田さんが得意とする業務・領域はなんでしょうか。
「聞くこと」が得意だと自認しています。業務に落とし込むと「ファシリテーション」ですね。複数の人で議論をすると、みんな言いたいことを言うんです。そのままだとMTGの目的は果たせないので、ファシリテーターがそれぞれの意見を聞いて、現状を把握して全員で同じ方向を向くようにします。それから、ヒアリングで課題を抽出して解決することが大好きですね。研修の業務もありがたいことに高い評価をいただいています。
——スターマインにジョインしたきっかけは?
最初は知人の紹介で、取引先の一つとして協業していました。するとコロナが蔓延したタイミングで「フリーランスの人事のチームを作ろう」と動き出したため、僕もフルで参画することに。
宮川は課題を整理して仕組みを構築することに長けています。一方でファシリテーションは人に任せたいと。僕はファシリテーションや課題の解決は得意ですが、苦手な業務もある。そんな2人が出会うことでお互いの得意分野を伸ばせるようになりました。
——多田さんはスターマインでどのような役割を担っているのでしょうか?
ファシリテーションやコーチング、もちろん採用の一連の流れも担当できます。一番能力を発揮できるのは、ファシリテーションと組織の課題解決ですね。基本的には入社後の課題を解決する仕事です。
——組織の課題解決とはどのような業務ですか?
「長時間労働が常態化している」とか「退職率が高い」というような企業の課題を解決します。経営層だけでなくメンバー層にもヒアリングをして、課題の原点を見つけて解決策を構築して実行するといった感じです。
もつれた毛糸のように絡み合った社内の人間関係を解きほぐすサポートをすることが多いですね。客観的に話を聞いて全員が納得できる着地点を見出して、関係性をリビルドしていく。
僕たちのクライアントさんの多くはスタートアップや規模がそれほど大きくない会社ばかりです。だからこそパッケージ化されたソリューションでは解決できないことを、臨機応変に解きほぐしていくことへのニーズが高いんですよ。
——印象に残った課題解決に関するエピソードはありますか?
とあるお客様に課題解決の提案をして取り組んでいたんですが、メンバーの皆様にお話を聞いていくとその解決策では解決できないことに気付いたんです。そこで手法を変えて提案したら、僕の仮説がハマってその取り組みがロングで定着するようになりました。このときに提案したのが1on1のハンドブックです。経営陣がメンバー層に納得感を持って業務を進めてもらうための1on1のノウハウを詰め込みました。
——多田さんのスターマインでの最終的な目標を教えてください。
スターマインにはいくつもの事業を生み出すポテンシャルがあります。子会社の設立や新たな事業の構築といったビジョンも持っているんですよ。その1つとして僕が考えているのが民宿事業です。
民宿のおじさんになりたいんです。一部上場企業の役員も来れば、近所の皆さんも訪れる、そんな民宿の運営を考えています。ピアノを弾いたりお酒を飲んだり。立場を問わずフラットな関係を築ける場所を提供したいんです。
僕はBarやパーティーで外国の方と会話をすることで、英語を身につけていきました。そのときに彼らが日本で差別されて悲しんでいる姿も目にしているので、僕の民宿ではすべての人がフラットでいて欲しいです。
こうやって話していると絵空事のように感じるかもしれませんが、僕は本気です。実現に向けて資金やビジネス面での足場を固めている最中です。
——多田さんにとってスターマインはどのような人事コンサルティング会社でしょうか。
スターマインはオーダーメイドスタイルの人事コンサルティングを提供しています。これ自体は珍しいことではありません。
ですがスターマインは「人事領域のかゆいところに手が届く」のが特徴ですね。経営者目線での相談は宮川が長けています。彼は現在経営者ですし、人事の経験もありますから経営と人事を繋ぐ回路を持っているんですよ。人事サービスだけでなく、経営課題の解決の手法が人事というマインドセットです。猪川さんは採用のスペシャリスト。スキルはもちろん熱意がすごいんですよ。だから採用に関わること全般は彼女に相談するのがよいです。
「この悩み、誰に聞けばいいの」という悩みは僕にお任せください。抽象的な相談を整理して深掘りしていくことで課題を抽出します。僕が得意な領域であれば僕が解決までお手伝いしますし、宮川や猪川が長けている領域ならお繋ぎします。
「ちょっと相談いいっすか」と気軽にお声がけいただければと思います。
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