コンサルタント

人事部門立ち上げの成功を経て、新たな挑戦へ。コンサルタントとして深刻化する採用課題解決に挑みたい

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今回取材を行ったのは、中途採用支援事業部の日下。
日下は前職で人事部の立ち上げを経験し、採用の仕組みを構築してきました。また、仕組み化だけでなく、従業員のエンゲージメント向上を目的とした福利厚生の導入や、採用広報など、多岐にわたる業務を手掛けてきました。今回の取材では、「企業人事から人事コンサルタントに転向した理由」や、「お客様を支援する際に心がけていること」について話を聞きました。

<Profile>
日下 仁美(くさか ひとみ)
アパレル販売員として約2年間の経験を積んだ後、総合商社でカスタマーサクセスに転身。その後、コールセンターにてインサイドセールスに従事し、セールス分野で優れた実績を残す。その活躍により、人事部の立ち上げメンバーに抜擢され、部署の創設を担う。
2023年、STARMINEへ参画。

0→1の構築。人事部門立ち上げへの挑戦

ーーSTARMINEに参画される前の経歴を教えてください。

初めて正社員として勤務したのはアパレル企業でした。約2年間販売員として働き、店長が不在という状況の中、メンバーと協力しながら店舗運営業務を分担して進めていました。

2017年3月からはコールセンターでインサイドセールスを担当し、全社の中で月間売上1位を達成しました。この成果が評価され、半年後には人事部門の立ち上げメンバーに抜擢され、ここから私の人事としてのキャリアが始まりました。

当時、会社には中途採用や新卒採用の仕組みが全く整備されていなかったため、「採用の0→1の構築」や「10→100に成長させる仕組み化」に注力しました。また、福利厚生の企画・導入、採用広報の推進、さらに一部ではありますが労務関連業務にも携わりました。

福利厚生については、経理部門の立ち上げを担当していた社員が整備していたものの、さらに従業員が快適に働ける環境を目指し、「どのような福利厚生が必要か」を常に考えながら改善を進めてきました。結果として、従業員が働きやすい環境づくりに貢献することができました。

ーー立ち上げはどのように進められたのですか?

数値管理や物事の考え方については、他の部門長の方々から教えていただき、その知識を活かしながら取り組んでいました。ただ、会社として初めて設置された人事というポジションだったため、何が正解なのか全く分からない状態で、立ち上げ当初は私自身も採用に関する知見がほとんどなかったため、まずは徹底的に情報収集を行い、それを基に実践していくことを心がけました。しかし、それでも最初はやはり大変でしたね。

ーーそれでも「人事」の仕事をやり遂げようと思えたのは、何か特別な理由があったのでしょうか?

実はもともと「人と関わる仕事がしたい」という想いがあり、当時から採用業務や人材紹介会社のRAやCAの職を探していたんです。そんな中で人事部門の立ち上げの話をいただいたため、これは滅多に経験できない貴重な機会だと思いました。だからこそ、とてもワクワクしていましたし、何としても成功させたいという強い思いを抱いていました。

「市場での自分の力」を確かめるために選んだコンサルタントの道

ーーSTARMINEへのジョインをきっかけに、企業人事から人事コンサルタントへと転身されていますが、転身を決めた理由について教えてください。

前職で約7年間勤める中で、ある程度の仕組みを構築し、役職を任され、部下も持つようになりました。

しかし、その頃から、「今の会社では評価されているけれど、一歩外に出たとき、自分には市場価値があるのだろうか?」といった疑問を持つようになりました。ただ、自分が抜けると業務が回らなくなる状況もありましたので、チームメンバーを育成し、業務が安定したタイミングで転職を決めました。

人事業務には採用以外にもさまざまな業務がありますが、私は特に採用業務が大好きです。前職では、採用の仕組み化を実現し、それを高く評価していただけたことを大変嬉しく思っていました。ですが、その経験があったからこそ、「外の世界で自分の力がどれだけ通用するのか試してみたい」という思いが芽生えるようになりました。

ーーでは、転職を考える際の軸は「採用」だったのですね。数ある企業の中で、なぜSTARMINEを選んだのでしょうか?

幅広い職種や採用難易度の高い案件に携わることで、企業人事では得られない採用スキルを磨けると感じていたため、RPOを行っている企業を選びたいと考えていました。また、私は同じ仕事内容であっても「誰と働くか」によって仕事の楽しさは大きく変わると思っているので、この点も重視していました。

STARMINEへの入社を決めた最大の理由は、人に惹かれたことです。面接を受けた際に、人柄の温かさを感じ、「この方々と一緒に働きたい」という思いが芽生えました。また、代表の宮川が働きやすさを第一に考え、環境づくりに注力している点にも大きな魅力を感じたため、入社を決めました。

根本課題を解決するため、配慮はするが遠慮はしない

ーーお客様を支援する中で、大変さを感じることはありますか?

採用の方法や進め方は、企業ごとの状況によって大きく異なります。そのため、“これまでの採用の当たり前”や自分自身の固定観念を変えなければ、それぞれのお客様が抱える根本的な採用課題を解決することはできません。

その“当たり前”を変えるために、「どのような情報を持ち、どのように進めるべきか」を考えることに、大変さを感じることはあります。

ーー「根本的な課題解決」を行うために、心がけていることを教えてください。

私たちの最終的なゴールは「お客様がSTARMINEのサポートなしでも自走できる状態を作ること」です。

お客様に遠慮したコミュニケーションでは、根本的な課題を解決することはできず、結果として私たちが関わる価値を提供できなくなってしまいます。そのため、「配慮はするけれど遠慮はしない」という姿勢を大切にしています。

お客様自身が変わらなければ解決できない課題もあるため、こちらから率直に伝えなければいけないこともあります。企業は人材がいなければ成長できませんし、だからこそ採用を強化するといった背景もあるはずです。その変化を実現するためにも、遠慮しない姿勢が重要だと考えています。

深刻化する業界課題を解決へと導きたい

ーー最後に、今後さらに力を入れたいことがあれば教えてください。

引き続き、難易度の高い職種に携わりたいと考えています。特に、業界全体で人手不足や離職率の深刻化が進んでいる業界に対しては、さらに支援を行うことができればと思っています。

もともと「自分の市場価値を確かめたい」「市場価値を高めたい」という想いからコンサルタントの道を選んだため、課題の深刻化が進む業界をご支援することが、自分の役割だと考えています。

採用の成功には働き方やブランディングの改善も不可欠な場合があります。
STARMINEでは組織開発やブランディング支援も行っているため、さまざまな角度から採用課題解決を行っていきたいです。

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